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by chitlin

Sagittarius / Present Tense (1967)

 The Millenniumの『Begin』(1968)とつがいのように扱われる本作『Present Tense』(1967)も今回の『ソフト・ロック・シリーズ第1弾』の1枚として再発売されましたが、実際には真逆の成り立ちを呈していると言えます。

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 The Ballroomの発掘音源集『Preparing For The Millennium』(1998)にも収録されているCurt Boettcherが録り溜めたというデモ・テープにGary Usherがストリングスや様々な効果音などを重ねつつ、The MillenniumのメンバーやBruce Johnstonを起用して完成させたという曰く付きの作品です。

 Gary Usherはこの時期にThe Byrdsの『The Notorious Byrd Brothers』(1968)の制作も手掛けており、同様にサイケデリックの要素が強く打ち出されています。
 この辺りが『Begin』の持つ佇まいと趣を異にするところです。

 M7「My World Fell Down」などは今回、追加収録されたシングル・ヴァージョンと聴き比べる楽しさがあります。




 Gary Usherは1969年にSagittarius名義の『The Blue Marble』という作品を作り上げました。
 
 学生時代になけなしの小遣いをはたいて、海賊盤CDを入手したことがあります。
 しかし、あまりの不出来さ加減に呆れ果て、一瞬にして中古盤店に売り払った過去を持っています。
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by chitlin | 2006-04-04 23:58 | Pop/Rock