Hey Ho Let's Go!


by chitlin

Justen O'brien & Jake / Time Will Tell (1978)

 入手困難であり高額でもあるというオリジナルのアナログ盤をよそに、例のRadioactive Recordsから復刻されたJusten O'brien & Jakeの『Time Will Tell』(1978)のCDです。
 evergreenさんが独り占めをしているところへ割り込んでみました〜。

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 ジャケット写真で見せる思慮深い横顔からして何やら独特の美意識を醸し出しています。どこか品の良さが滲み出ておりますね。

 2回目に曲目と照らし合わせながら聴いてみましたら、手持ちのCDではどうやらSide Ⅱの頭に当たる「The Way」を1曲目として始まります。

 裏ジャケットに掲載されていますSide Ⅰとそっくり入れ替わってしまっているようです。
 Side Ⅰの1曲目が表題と同じ「Time Will Tell」と記されていますので、Radioactive Records側の単純な手違いでしょうか。残念なことにせっかくの雰囲気がぶち壊しですよ。

 気を取り直しまして。

 コード進行に依るものなのでしょう、一貫して得も言われぬ不思議な浮遊感に惑わされそうになります。
 それ以上に、痙攣するファズ・ギターを始めとするほとんどの楽器を手掛けたJusten O'brienの髭に似合わぬ紳士的な歌声が全体を貫いています。 
 何と表現すれば適切なのか判らないのですけれど、宇宙を思わせるような神秘的な意外性に富んでいますよ。

 M2「Just Love」(←再生した通りの順番で)の終わりそうで終わらない快楽へと導かれるような感覚も乙なものです。

 M7「Are You Ready To Leave」(←再生した通りの順番で)にはStereolabへと何となく繋がる感触があるような気がします。
 あのアナログ・シンセサイザーの独特の感じよりはふわりと浮き足立っている訳ですけれども、少しは隔世遺伝しているのではないかと。

 どうして連名なのかと思っていましたら、パーカッションと編曲を担当するMark A. JacobsonがJusten O'brien & JakeのJakeその人なんですね。
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by chitlin | 2007-05-31 22:51 | Pop/Rock