Butthole Surfers / Piouhgd (1990)
2007年 07月 17日
ぷく師匠のお馬鹿企画、“反ジャケ買い選手権-ジャケットだけ見たら絶対に買わないだろう!part 2”において彼らの『Hairway to Steven』(1988)を僭越ながらエントリいたしまして。
とっくに売り飛ばしてしまっていたかも知れないと思いつつ探索してみましたら、といった具合です。
一般的には中心人物のGibby HaynesがあのJohny Deppとバンドを組んだことで有名(?)な彼らですけれど。
ここではDaniel Johnstonの奇跡のメジャー・デビュー盤、『Fun』(1994)の制作を手がけたのがギタリストのPaul Learyであることがいちばん重要なのです。
この『Piouhgd』、もともとはなぜだかRough Trade Recordsから発売されたアルバムではありますけれど、手持ちのCDはこれまたなぜだか大手のCapitol Records盤です。
次作の『Independent Worm Saloon』が1993年発売にしてCapitol Recordsからのメジャー・デビュー盤の訳なんですけれど。
ま、本当にどうでもよいです。
NirvanaやらSonic Youthやらのお陰で1990年代前半には、こんな
とにかく、明後日を向いたサイケデリック・ジャンク・ノイズを改めて聴く羽目になるとは想像していませんでした。
そんな中でDonovanのカヴァー曲、M5「The Hurdy Gurdy Man」がずば抜けております。
先ほどから繰り返し聴いては浸っております。実に素晴らしい出来ですよ。
これを聴きたいがために購入した訳ですので、これでもう本盤を手放すことは出来ませんね。
一方で、M10「Something」はThe Jesus And Mary Chainの「Never Understand」そのままです。
非常に悪質ですね。
人を食ったようなというか完全に舐め切った姿勢には逆に感服してしまいますけれども、勝手にやってくださいなという感じでしょうか。
ちなみに、背表紙には『Pioughd 』と誤表記のままです。