Hey Ho Let's Go!


by chitlin

Little Walter / The Best Of Little Walter (1988)

 額の傷跡が武勇伝を物語るLittle Walter。
 本作は『The Best Of Little Walter』(1988)という名に恥じない最高のシカゴ・ブルースが詰め込まれた1枚です。

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 同じChess Recordsに吹き込んだBuddy Guyの『I Was Walking Through The Woods』(1970)やJimmy Rogersの『Chicago Bound』(1970)の紙ジャケットCDと一緒に購入してしまいました。

 Muddy Watersのバンドへは勿論のこと、件の『Chicago Bound』(1970)の録音にも参加しております。さしづめ1950年代前半のロッキン・ブルースといったところでしょうか。

 ブルースの電化に否応なしに対応した結果のアンプリファイド・ハープなのだそうです。そんな増幅されたハープの音色が強烈に唸りまくり、屈強なバンド・サウンドとしのぎを削っています。
 技巧的にも相当な腕前なのでしょうけれど、その表現力の豊かさは文句なしですね。泣かせたり、踊らせたり、彼自身も歌ったりと。

 大ヒット曲のM1「My Babe」については言うに及ばず、7M「Juke」やM9「Off The Wall」なんかでは大いに盛り上がってしまいますね。

 追加収録されたM13「Juke」は別テイクというよりはジャム・セッションのようなものだそうですから、そこはやはり得した気分にもなろうというところです。

 今更ではありますが、これはもうシカゴ・ブルース屈指の1枚なんですね。計らずも、改めて感激してしまいました。
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by chitlin | 2007-07-21 23:51 | Blues/R&B