Hey Ho Let's Go!


by chitlin

カテゴリ:Reggae( 4 )

 初夏に仕入れた盤を今更ながら採り上げてみます。
 どれを取っても例外なくひたすら陽気なスカが端から端までぎっしりと詰め込まれた1枚が、この『Ska Mania』です。

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 威勢の良すぎる大所帯、Afro-Jamaican Rhythmsを束ねるのがトロンボーンを操るCarlos Malcolmです。後にファンキーなニューヨーク録音を残しているそうですから、実に興味深い人物です。

 本作については、飽くまでも躍動感がほとばしるインストゥルメンタルが中心を成している訳でして、おおらかでありながら歯切れの良いホーン隊が全編に渡って大車輪の活躍を見せています。
 更には最初と最後を締める歌入りのM1「Skamania」、M11「Wings Of A Dove」となると楽しさも倍増です。

 また、元々はシングル曲だというM12「Bonanza Ska」(1964)が追加収録されていますが、これがかの「ウィリアムテル序曲」を引用したものと思しきというよりも丸出しの極めて陽性な1曲です。出端から効果音の馬蹄が土煙を巻き上げ、これまた大いに煽られる訳です。

 その音は、R&Bが土着化してレゲエとして成立しているというのと同じようなものでしょうか。やはりジャズの要素をも濃厚に感じさせるだけでなく、カリブ海の香りもしっかりと漂うという、何しろ豊穣な混ざり具合です。
 そんな訳で、巡り巡って“Afro-Jamaican”所以なのでしょう。
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by chitlin | 2006-09-08 01:28 | Reggae
 ラスタファリズムだとかOn-U SoundやらAdrian Sherwood制作といった予備知識もないにも拘らず、ただ単に紙ジャケット仕様CDでの復刻ということのみを言い訳にして購入に至りました。

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 長尺のM5「Sellassie I」ではThe Heart Choirがコーラスをつけ、ある種神々しい場面すらあります。

 隙間を活かした緩い音とBonjo Iのだみ声が相まって疲れた身体に心地よく染み込んで来ます。

 運良く当たりを引いた訳ですが、本作のように衝動買いの結果などということは極めて稀です。
 このような未知の音と出会うことの素晴らしさや醍醐味。この感覚を追い求めて日々身銭を切っていることを痛感する次第です。
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by chitlin | 2006-03-31 00:58 | Reggae
 Cultureの『Harder Than The Rest』(1978)のダブ・アルバムであるところの『Culture In Dub』が復刻されました。

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 絶妙の緩さ加減が心地よく響きます。脳味噌に刻まれた皺をゆっくりと伸ばされるような、言いようのない危うさを孕んだ音処理が施されています。

 浸れます。
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by chitlin | 2006-01-31 23:29 | Reggae
 遅まきながら初めて聴いたレゲエであり初めて聴いたBob Marleyの作品が、『Catch A Fire』のDeluxe Editionでした。

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 Disc1のOriginal Jamaican Mixの生々しくも簡素でいてずしりと重い音の虜になりました。そしてまた、のっぴきならない悲壮感が痛い程に伝わって来ます。

 正規ヴァージョンのDisc2は1回聴いたきりです。
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by chitlin | 2005-09-04 22:54 | Reggae