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Hey Ho Let's Go!


by chitlin

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ゆく年

 2006年も残すところあと僅かとなりました。

 リンク先の皆様、コメントをくださった皆様のお陰で、大変充実した1年を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

 2007年もどうかよろしくお願い申し上げます。

 それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

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by chitlin | 2006-12-31 00:59 | 雑感
 本作は幻の名盤解放歌集*東芝編に当たる『からっぽの青春』、串田アキラの単独盤です。“串田アキラの爆発するソウル歌謡”という副題そのままの焦げるように熱い1枚です。

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 “すべての音盤はすべからくターンテーブル上(CDプレーヤー内)で平等に再生表現される権利を有する”

 この宣言通り、この世の果てに打ち捨てられた特異な歌謡曲の亡骸を掬い取るべく活動に勤しむ幻の名盤解放同盟。

 ナイアガラ大瀑布の滝壺の深さよりも業が深い歌謡曲の一大絵巻として彼らが丹精込めてまとめ上げた編集盤シリーズを採り上げて行きます。

 串田アキラと言えば。自分にとっては勿論後付けではありますが、1980年代前半に集中する特撮ヒーローものやアニメ番組の主題歌でお馴染みの大歌手という訳です。

 例えば『太陽戦隊サンバルカン』に『宇宙刑事ギャバン』とそれに続く宇宙刑事シリーズのほかにはアニメ『戦闘メカ ザブングル』や『キン肉マン』といったところです。
 また、富士サファリパークのCMソングについて、韓国出身の元同僚によりますと来日後今でもいちばん衝撃を受けた歌であるとのことです。

 小学生だった当時、誰が歌っていようと当然の如く一切お構いなしに虚構の世界へと没入していた訳です。それから四半世紀を経てしがない会社員になってしまっている現在、巡り巡ってその熱い歌心が満載の本盤が手元にあり続けるというこの事実。運命と言ってよろしいのかも知れません。

 デビュー曲のM1「からっぽの青春」が発売されたのが1969年でして、NHKの『ステージ101』ヤング101の一員としても活躍したということですから相当な経験を積んで来たのでしょう。太く力強い歌唱の連続に圧倒されること間違いなしの全18曲です。文字通りに“魂の歌”、ソウル歌謡が爆発しております。

 その渋味すら感じさせる迫力のM1「からっぽの青春」からして彼の器の大きさを窺い知ることが出来ます。本盤の表題曲だけありまして、熟成したサザン・ソウル風味のバックトラックと相俟って、虚しさが煮え立つように歌われます。 

 前半での山場としては筒美京平作曲のM6「純愛の唄」を挙げられます。歌い出しから盛り上げる熱い歌い口にうなされるも、一気に突き抜ける2分余りなのです。
 更には続くM7「愛の世界」によってだめ押しされ、溢れ出す慈しみに胸が締め付けられること必至です。

 終盤にかけて一段と盛り上がるのは英語詞を交えたM17「あやまち」と円熟味を増したM18「しあわせの限界」に依るところです。実にツボを押さえた締めくくりです。

 楽曲としていちばん耳に残るのが樋口康雄作曲というM14「愛の記憶」でしょう。こう胸の透くような滑らかな旋律と脂ぎった歌が混じり合い言葉を失うほどの逸品に仕上げられています。ソウル歌謡のど真ん中にあって、華麗な一面を垣間見せてくれます。

 まさにソウル歌謡の王者、串田アキラが雄大に歌い込む姿を余すところなく捉えた好盤です。
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by chitlin | 2006-12-30 23:57 | J-Pop
 幻と言えば幻のグループ、Captain Americaのデビュー・シングル『Captain America E.P.』が発売された当時、その存在はおろかひょっとしたらThe Vaselinesのことすら認識していなかったような気がします。

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 数年前に運良く12インチ盤に巡り会ったので、苦手な中古盤を迷わず救出いたしました。

 The Vaselinesを解散させたEugene Kellyがしばらく無職でぶらぶらしているところをBMX BanditsのDouglas T. Stewartに半ば拾われたという話があります。
 BMX Banditsの『Star Wars』(1991)の録音に参加し、そのままグループの一員として来日公演まで果たしたこともありました。

 前後して、The Vaselinesの音楽に心酔していたNirvanaのKurt Cobainが彼らのスコットランド・ツアーの前座にと指名したことによってEugene KellyがThe Vaselinesを再結成させるなど、活動再開の機運が高まったのでしょう。

 べーシストにはThe Vaselines時代のJames Seenanを引っ張り出して来るなど急造ぶりが丸見えですが、Captain Americaを名乗ってPaperhouse Recordsからデビューした訳です。
 きっちり4曲も収録していることからもEugene Kellyの才能が錆付いていないことが判ります。

 飄々とした佇まいはThe Vaselines時代と変わらずそのままに、掻き鳴らされる音は骨太になり喧しい塩梅です。

 訳あってEugeniusへと改名後のデビュー・アルバム『Oomalama』(1992)にも収録されるのがM2「Bed-in」です。ゆったりとそして何気なく展開するごく普通のギターポップなのですが、この普通さをこともなげに醸し出すことが出来るのが彼の強みでしょう。
 隠し味やもう一捻りが必要ないほど真っ直ぐでありのままのポップな感覚が弾けています。

 M1「Wow!」、M3「Wannabee」に限らないのですが、おしなべてNirvanaを始め当時のシアトル勢からの影響を彷彿とさせるギターの音色の歪みや厚みなどは当然のことなのかも知れません。
 兄弟グループのSuperstarと比較してみますとリズム隊を含めて大味な作りですけれども。

 M4「God Bless Les Paul」については1993年4月、やはりSuperstarとの双頭来日公演において初めて耳にした際の荒々しさが印象に残っています。

 思えばこの1990年代初頭はバブル経済崩壊間もない時期でもあるのに、自分自身が学生という中途半端なモラトリアムの立ち位置であることが手伝って何だか居心地の悪い甘酸っぱさを殊更に感じていたのかも知れないのだなと感慨に耽ってみる訳です。
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by chitlin | 2006-12-28 00:07 | Pop/Rock
 諸般の事情が手伝いまして非常に複雑な思いで『のだめカンタービレ』の最終回を視聴いたしました。

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 どちらかと言いますと、いえ、ほとんど『千秋カンタービレ』でしょう。

 “さあ、歌おう 絶望から希望へ 歌え 歓喜の歌を!”

 モジャモジャ頭の真澄ちゃんではありませんが、千秋真一のオレ様っぷりに参ってしまいました。

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by chitlin | 2006-12-25 22:56 | 雑感

Godfather Of Soul

 安らかに・・・、JB。

 どうか、ごゆっくりと。


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 合掌
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by chitlin | 2006-12-25 18:23 | 雑感

Happy Holidays



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by chitlin | 2006-12-23 23:35 | 雑感
 このジャケット写真にして何とまあ直球で切実な表題でしょうか。随分と以前から気になって仕方がなかったThe Escortsによる『All We Need Is Another Chance』(1973)がちょうど紙ジャケットCD化されました。

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 服役中の囚人ヴォーカル・グループによる獄中生録音であるからということで話題先行型の眉唾ものと判断するには早計です。
 どれほどやさぐれた音なのかと思いきやこれが意外や意外、流石George Kerr制作だけあって非常に洗練されていますので、下衆の勘ぐりを見事に覆してくれるはずです。

 アルバム表題曲の「All We Need Is (Another Chance)」以外はすべてカヴァー曲というのも頷ける状況どころか、そんな境遇をも跳ね飛ばす極上のスウィート・ソウルと呼んでも構わないほどの出来です。相対的に想像を遥かに超える甘ったるさが充満しております。

 それらカヴァー曲には、Sundazed Musicから発売されたO'Jaysの『I'll Be Sweeter Tomorrow: The Bell Sessions 1967-1969』(2002)に収録されている「I'll Be Sweeter Tomorrow (Than I Was Today) 」と「I'm So Glad I Found You」、「Look Over Your Shoulder」という3曲も含まれています。

 それぞれにグループの持ち味が大変活かされている訳でして、ここでもGeorge Kerrの辣腕ぶりが発揮されています。
 締めくくるはSmokey Robinson & The Miracles屈指の名バラードのカヴァーM7「Ooh Baby, Baby」でありまして、これなどはその筆頭と言えるでしょう。

俄然、2作目のアルバム『3 Down 4 to Go』も気になって参りました。
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by chitlin | 2006-12-23 23:31 | Blues/R&B

年の瀬にぐびなま

 街はクリスマスを控えて大賑わいです。


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 いえ、ビールが特に苦手なのです。

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by chitlin | 2006-12-22 00:35 | 雑感

暮れの贅沢日和

 世間は忘年会で賑やかです。


 アルコールが苦手なものですから、少々辛い時期なのですけれど、


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 も、もう1本くださいっ!
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by chitlin | 2006-12-20 01:14 | 雑感
 以前、evergreenさんもご紹介なさっていました『Local Anaesthetic』(1971)を聴く機会をようやく得ることが出来ました。平たく言いますと購入したきり放置していただけなのですけれど。

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 こちらの元祖Nirvanaについてはさほど知識もなく、解説を読み彼らの紆余曲折を経た経歴を知るに従って、更には見開き紙ジャケットCDの帯を眺めてみますと“ニルヴァーナUK”“中心人物のパトリック・キャンベル=ライオンズのひとりユニット”などとありまして少し侘しい気持ちにさせてくれます。

 さて、この異様なジャケット写真や『局部麻酔』という邦題の印象から身の毛もよだつ猟奇的な恐怖サウンド(←これもどうかと)を勝手に連想していたものですから、出だしで不気味なサキソフォンの咆哮や断末魔の如き雄叫びがいきなり炸裂するまでは良かったのですが、随分とR&B色の濃いM1「Modus Operandi(Method Of Work)」という尺の長い楽曲が繰り出される展開に対して呆気にとられてしまいます。

 聴き進めて行きますと意外にもR&B色とプログレッシヴ・ロック風味とが噛み合う何だか不思議な音世界です。

 以降、6曲から成る組曲の「Home」へと連なり、それなりに聴き応えたっぷりの後半戦を楽しむことが出来ます。
 どこかで期待していましたプログレッシヴ・ロックを分母に持つかのような演奏が文字通り繰り広げられています。

 M3「Construction」などは幾分落ち着いた雰囲気を醸し出す好曲です。

 それ以上にM5「Re-construction」の穏やかさ(ドラムスの暴れっぷりを別として)についても、非常に印象的なものです。心地良ささえ感じてします。

 収録時間がたった30分強ということも手伝いまして、何となく繰り返し耳を傾けてしまう1枚でもあります。
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by chitlin | 2006-12-17 18:12 | Pop/Rock