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Hey Ho Let's Go!


by chitlin

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 紙ジャケット仕様のCD化が先頃、見送られまして非常に残念な(←実際には命拾い)状況にありますBuffalo Springfieldのデビュー・アルバム、『Buffalo Springfield 』(1966)の登場です。

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 Buffalo Springfield と言えば、揃った面々が腕っこきばかりですよね。この辺りに関してはわざわざこの場で触れる必要もないでしょう。
 また、内容については大体以下のようなところです。

 M2・M15「Sit Down I Think I Love You」の場合、先にVan Dyke Parksが手掛けた狂気のThe Mojo Men版に馴染み切っていますので、どことなく違和感を抱いてしまいますね。
 Teenage FanclubもカヴァーしたM8・M20「Burned」にしても同様でして、失礼ながら何だか間延びした印象を受けてしまいます。

 M7・M19「Flying on the Ground Is Wrong」もなかなかに素晴らしいのですけれど、本作における本命はずばりM9・M21「Do I Have to Come Right Out And Say It」なのです。

 どちらもNeil Young作でRichie Furayが主に歌うという共通項がありまして。
 Stephen StillsとNeil Youngがつけるハーモニー・ヴォーカルをも含めまして、ふわりと甘美な手触りが特徴と言いましょうか。Richie Furayの歌声の繊細さが良く現れているなと感じる次第です。

 手持ちのCDはモノラル版とステレオ版とを抱き合わせた1枚です。
 ご存知の通り、ステレオ版はM13「For What It's Worth」のヒットを受けて発売されたものでして、曲順にも若干手を入れられています。
 こういった仕様はファンにはまったく嬉しい配慮ですね。これぞまさしく一粒で二度おいしいCD化です。
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by chitlin | 2007-07-31 00:33 | Pop/Rock

Tenório Jr. / Embalo (1964)

 思わず胸が弾むサンバ・ジャズを聞かせてくれるTenório Jr. が唯一残した『Embalo』(1964)について書いてみましょう。

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 当ブログでも何枚か採り上げていますSom Livre Mastersのシリーズと平行する形でRge Clássicosという復刻シリーズが開始されまして。これまた嬉しいような困ったような。

 本作は昨年、Bomba Recordsの名盤1500シリーズ第1弾としても発売された訳ですけれども、ここでは件のRge Clássicosから選んでみました。

 基本を貫いていますのはピアノ・トリオという形態ではありますけれど、ものによってはホーン隊のお陰で色とりどりな賑やかさも手伝いまして。

 例えば表題曲のM1「Embalo」やM9「Consolação」などはTenório Jr. 自身のピアノも勿論なのですけれど、ホーン隊による大車輪の活躍が見事なまでに奏功しております。
 本場のハードバップ顔負けとも言える熱気を感じ取ることが出来ますよ。

 打って変わって2分にも満たないM3「Nebulosa」で聴くことの出来るけれんみのない演奏が実に爽やかです。

 折り返しのM6「Fim De Semana Em Eldorado」などは音数は少ないながらも緩急織り交ぜたその演奏にこそピアノ・トリオならではの醍醐味というものがありますね。

 正直に申し上げてこれほどまでに素晴らしいとは思ってもみませんでした。
 随分と前から話題になっていたのに手を出せなかったことを後悔しております。
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by chitlin | 2007-07-29 22:09 | Brazil/Latin

困ったちゃん

 先日からタワーレコードのオンライン・ショッピング・サイトを開くことが出来ません。

 散財を見かねた神の思し召しか何かでしょうか。

 それならばHMVの方なのですけれど・・・。
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by chitlin | 2007-07-28 00:05 | 雑感
 デビュー作の『Are You Experienced?』(1967)に続いて早くも発売された『Axis : Bold As Love』(1967)ということでThe Jimi Hendrix Experienceの好調ぶりが窺えますね。
 紙ジャケットCDを購入した際の2つ折り歌詞カードの件ではlonehawkさんにお世話になりました。

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 今から40年も前の作品ということは、当時50歳の方々が卒寿を迎える訳です。(←当たり前です)

 前回の『Are You Experienced?』で以て受けた衝撃はどこへやら、想像していました以上にサイケデリックな感覚は薄く、収録曲自体が持つ馬力も弱いような印象を抱きました。

 そんな具合ですのでM6「Little Wing」の素晴らしさが余計に浮き彫りになっているような。あっさりと短く終わってしまいますし。
 ただし、神秘的な音色にも聞こえるグロッケンシュピールもここでは邪魔なのではと感じられるほどです。

 録音状態がやけに良好なだけに熟れた演奏さえ何だか勿体ないような。内容としては、「If 6 Was 9」に代表されるように謎めいた歌詞と音作りも特徴でして。

 こうなると色鮮やかなジャケット・デザインがすべてと申し上げても過言ではないような気がして来ます。
 そんな気になっていましたのも束の間、今回のために本作に何回か耳を傾けてみましたら。もはや青天の霹靂ですね。

 威勢の良さはそのままに綿密な曲構成からは、これまたざっくりと消化されたジャズやソウル・ミュージックの要素が滲み出ていますものね。
 浅はかでした。こういった前例のなさに戸惑っていただけのことなのかも知れません。
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by chitlin | 2007-07-27 23:47 | Pop/Rock
 Blossom Dearieの自主レーベル、Daffodil Recordsからの2枚目がこの『1975 : From The Meticulous To The Sublime』です。
 可愛らしさをも超えた小悪魔的な歌声はきっと天然なんでしょうね。

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 今週の頭に、勤務先でやらかしてしまいまして。
 とんでもない失敗をしでかして、余計な仕事を増やしてしまったのです。

 一昨日などは蝉が鳴く中を朝の7時過ぎには出勤しまして、ひとり黙々と(実際にはうつらうつらと)作業に没頭しておりました。

 本日、どうにか決着させたのですけれども寝不足のために思考回路が働かないので、いつものようにつべこべと勝手なことを書き連ねることを控えて本作に身体を預けてみますと。

 眠たくなります。

 夜の帳に溶け込む小粋で小洒落た演奏もさることながら、彼女の歌声に普通ならば悶絶してしまうところなのですけれどまったりすることすらままなりません。

 そんなこんなで絶不調の状態にもかかわらず、さすがにM1「I'm Hip」やM3「Sweet Georgie Fame」、John Lennonに捧げたM5「Hey John 」にM10「Feeling Groovy-The 59th St.Bridge Song」Simon & Garfunkelといったあたりには揺さぶられます。
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by chitlin | 2007-07-26 23:24 | Jazz

これ、欲しい。

 これですよ、これっ
 あったらイイながあるんですね。

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 この時期、お中元にぴったりのお品ですよ。
 と、お薦めしておきながら既に販売終了だそうです・・・。
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by chitlin | 2007-07-25 00:12 | 雑感
 先日、こちらで軽く触れましたので、Claudine Longetの4作目である『Colours』(1969)を採り上げなくてはなりませんね。
 こういう髪型が似合うのも彼女以外に考えられない、ような気がします。 

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 厳かなストリングスの調べから始まるM1「Scarborough Fair / Canticle」以下、本作は軒並みヒット曲のカヴァーで占められています。
 例えばM3「Catch The Wind」に続いて同じくDonovanをカヴァーしたM4「Colours」が、果たして洒落た軽いカントリーに仕上げられています。

 このM4「Colours」に限らず、本作では大抵の収録曲においてゆったりと落ち着いた雰囲気が濃厚に漂っております。
 それから、M8「Hurry On Down」などは本当に和める1曲なんです。格別です。

 制作にはお馴染みのA&M Records関係者を総動員ということなんですから、これはもう鉄板ですね。

 フランス訛りで囁くように歌われるポップなカントリーという屈折具合が決して不自然には感じられないこともClaudine Longetならではと言いましょうか。
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by chitlin | 2007-07-22 23:24 | Pop/Rock
 額の傷跡が武勇伝を物語るLittle Walter。
 本作は『The Best Of Little Walter』(1988)という名に恥じない最高のシカゴ・ブルースが詰め込まれた1枚です。

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 同じChess Recordsに吹き込んだBuddy Guyの『I Was Walking Through The Woods』(1970)やJimmy Rogersの『Chicago Bound』(1970)の紙ジャケットCDと一緒に購入してしまいました。

 Muddy Watersのバンドへは勿論のこと、件の『Chicago Bound』(1970)の録音にも参加しております。さしづめ1950年代前半のロッキン・ブルースといったところでしょうか。

 ブルースの電化に否応なしに対応した結果のアンプリファイド・ハープなのだそうです。そんな増幅されたハープの音色が強烈に唸りまくり、屈強なバンド・サウンドとしのぎを削っています。
 技巧的にも相当な腕前なのでしょうけれど、その表現力の豊かさは文句なしですね。泣かせたり、踊らせたり、彼自身も歌ったりと。

 大ヒット曲のM1「My Babe」については言うに及ばず、7M「Juke」やM9「Off The Wall」なんかでは大いに盛り上がってしまいますね。

 追加収録されたM13「Juke」は別テイクというよりはジャム・セッションのようなものだそうですから、そこはやはり得した気分にもなろうというところです。

 今更ではありますが、これはもうシカゴ・ブルース屈指の1枚なんですね。計らずも、改めて感激してしまいました。
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by chitlin | 2007-07-21 23:51 | Blues/R&B
 ポスト・パンクと言われても判然としないのですけれど。
 そんなことはともかく、Young Marble Giantsの『Colossal Youth』(1980)の拡大版があのDomino Recordsから発売されるとか発売されただかを知りまして、手持ちのCrépuscule盤CDを引っ張り出して来ました。

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 先にWeekendを聴いていたこともありましたし、完全に後追いですのでパンクに匹敵するような衝撃だの何だのは身に染みませんでした。

 情けないことに購入代金がやけに高かったことを憶えている程度でしたね。
 それでも、インストゥルメンタル曲のみで構成された『Testcard EP』(1981)と最終シングルの『Final Day』(1981)にほか1曲が追加されていますので、納得の質量ですけれども。

 さらに強いて言えば、聴き始めた当時は綺麗な女性ヴォーカルにうっとりするのが精一杯でした。

 今回、改めてじっくり聴いてみますと様々なことに気付かされますね。その斬新な音の組み立てにただひたすら驚いてしまいました。
 組み立てと言ってもあまりにも簡素過ぎまして、色気も何もあったものではありません。風通しが良いどころではなく骨と皮しか残っておりませんし。

 然るべき音のみが然るべき場所に配置され役割を果たすという極小値は、一聴して無機質のようにも感じられるのかも知れませんが、実に生々しく記録されています。

 鳴らされているのはベース・ギターとオルガンとリズム・ボックスとギター、そして歌です。
 チャカポコしたリズムの連なりを角張ったベース・ラインが突き破り、薄っぺらいオルガンの音色が波打つそばで淡白なギターが思い出したように引っ掻き回す。

 それらはぎこちなく上滑りを起こして、最後のお楽しみにとひた隠しにしていたかさぶたをあっさりと剥ぎ取って行くかのようです。

 そんな楽器たちにたったひとりで対峙するのがAlison Stattonという乙女。
 鼻歌とも言えなくもないにもかかわらず、胸ぐらを掴んで離してくれません。
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by chitlin | 2007-07-20 23:58 | Pop/Rock

モチのロン

 舘ひろしの女子高生っぷりが気色悪い(←新境地?)のは確かなのですけれど。

 そして、出番が若干多め(←単なる錯覚?)なのが気になりますけれども。

 
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 想像以上に面白いので、7日間だけ許可します!

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by chitlin | 2007-07-18 00:34 | 雑感