Hey Ho Let's Go!


by chitlin

R35

 平日ですと忙しさにかまけてなかなか自分では気付かないものなのですが、本日35回目の誕生日を迎えることが出来ました。

 そんな慌ただしい先日のことです。
 ほとんど馴染みのない取引先の女性との電話にて。

 「chitlinさんってどんなカンジなんですか?」

 ええぇーっ、どんなカンジって言われてもぅとどぎまぎした次の瞬間に理解いたしました。

 「え、えーと、かくかくしかじか・・・」(脂汗)と割と珍しい私の名字を漢字でどう書くのかを懇切丁寧にご説明申し上げました。

 こんな35歳って、いったい・・・。
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# by chitlin | 2006-12-16 12:47 | 雑感
 Sonia Rosa、18歳の時の処女録音であるそうです。
 Bomba Recordsの“ブラジル音楽の名盤セレクション③”で以て紙ジャケットCD化されたものです。

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 年末進行のせいもあってか最近、めっきり店頭に出向く機会を逸してはいます。そんな現状が嘘のように今年の春から夏にかけては、ふと手にしたCDを片っ端から買い求めていたものです。

 本CDもそんな中にあって、殊更ジャケット・デザインに一目惚れ→即刻、購入に至った1枚です。
 家路に着き、まじまじと紙ジャケットを眺めていましたら訳もなく興醒めの心持ちに陥り、最近までほとんど放置しておりました。

 先月のことでしたでしょうか、正午前後にJ-WAVEのナヴィゲートを務めるDJ Taroの口から衝撃の事実が告げられました。
 母親であるSonia Rosaを番組に迎えると言うのです。果たしてそれは日本語を流暢に話すSonia Rosa本人でありました。
 ご存知の方には当然のことでしょうけれど、作業の手が止まるほどに驚きました。

 そんなこともあってほとんど初めて耳にするかのような気持ちで臨んでみました。
 改めまして想像を遥かに超える可愛らしい歌声を聞かせるボサノヴァがこれまた可憐に佇んでいます。

 おまけに収録曲の半数が自作曲と来ています。編曲や制作陣にも助けられている面があるとは言え、弱冠18歳にしてその輝かしい才能が披露されています。

 解説には彼女自身の言葉で録音当時の裏話が語られています。
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# by chitlin | 2006-12-15 00:56 | Brazil/Latin

Goooooooooogle



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                    ぎゃぽーん
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# by chitlin | 2006-12-13 21:18 | 雑感
 Stereolabにとって2枚目の4曲入りの10インチEPでもあり、このジャケット・デザインが引き続き彼らのレコード・ジャケットに応用されて行きます(実を言うとこの手のデザインを好きになれません)。

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 初期を代表するM1「Super-Electric」が当然、目玉なのは言うまでもないことです。モーグ・シンセサイザーが力強く、そして分厚く鳴り響いています。
 その反面、他の収録曲がどうしても霞んでしまっています。実際に地味な楽曲ばかりなのは否めないところなのですけれど。

 やたらと安定したビートを叩き出すドラムスやそれに乗せて数少ないコードで執拗なまでに引っ張って行くのも彼らの特徴です。その単調さが聴き手を遍く高揚感の絶頂へと導き出す訳です。

 同様に、能面のように無表情な歌がやはり際立っています。
 おまけにフランス訛りの英語、あるいはフランス語そのままで歌われる歌詞は最小限に留められ、それを繰り返すといった塩梅ですので渦巻くグルーヴ感との相乗効果も期待通りでしょう。 

 悪く言えば一本調子、全体的にぎこちなさが見え隠れはしますが既にStereolab独特の基本路線が確立されています。

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# by chitlin | 2006-12-12 23:53 | Pop/Rock
 この『Circus Town』(1976)を聴き始めたのはごく最近のことです。ちょうど30年前の作品であることなど意識するまでもなく、“2枚購入→割引有り”に釣られて購入した次第です。
 もう1枚は平山三紀(!)のベスト盤です。

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 通して聴いたのは5回程度、本人による解説にも目を通しておりません。お楽しみはこれから、です。

 新作を生み出し続けることの苦労を知る由もない訳ですが未だ現役、第一線で活躍してみせる山下達郎の初のソロ作品であることは周知の通りでしょう。

 日曜日のラジオ番組に耳を傾ければ、そこには確実に中年男性へと変わり果てたはずの現役ミュージシャンが嬉々としてオールディーズについて早口で捲し立てています。
 そんな光景にすっかり慣れてしまったので、多少の驚きを隠さずにはいられません。

 まず聴く度に感じることは彼の声、喉の若さです。例えばM8「夏の陽」における叫びに熱いもの感じます。胸を掻きむしられる思いです。
 そんなことも手伝ってやはり、声の若さに耳が向かいます。

 やがて、それ以上にバックトラックの洗練され具合に注視する羽目になります。何でも海外録音とのことですが、果たしてこれが23歳の若造の仕業であるとはにわかに信じられません。
 それほどに今でも自分自身が稚いと実感するだけのことですけれど。

 シュガー・ベイブの解散後の道筋として必然とも捉えることも出来そうな完成度とそれに見合う楽曲の仕上がりが見せる絶妙の均衡には舌を巻くほかないでしょう。
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# by chitlin | 2006-12-11 00:16 | J-Pop
 ノルウェイ出身のピアニスト、Einar Iversenのリーダー作品『Me And My Piano』(1967)を何気なく手に取ってみました。

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 何もものを考えられないほど疲労困憊の末、待ちに待った休日。

 すんなりと身体に溶け込んで行く軽やかな演奏。実に健やかなピアノ・トリオ作品です。

 何か特別なことを演っている訳ではありません。ごく普通のどうってことのない演奏でしかないのかも知れませんが、今はそれが気持ちよく響きます。

 心安らぐひととき。音楽は素晴らしい。
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# by chitlin | 2006-12-10 12:21 | Jazz
 一度は拝んでおいても損はないだろうという訳で、初CD化された際に購入しました。所謂『Two Virgins』です。

 
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 一応、内容を確認するために一通り耳にしてはみましたが、実際にはそれきりです。

 前衛のひと言で済ませられるのか芸術作品としてどうなのかはともかく、彼らにとっても記念の作でしょうし。

 それに反して、追加収録されたM3「Remember Love」は大変な名曲です。
 元々はPlastic Ono Band名義で発売されたシングル盤、「Give Peace A Chance」(1969)のB面に収められたものです。

 1969年6月1日カナダはモントリオールでの生録音。つまり、あの“Bed In”の最中に録音されたということですので、その話題ばかりが何かと先行しがちですけれど。

 実際にはそのような事柄とはあたかも無関係なところで鳴らされるJohn Lennon による簡素なアコースティック・ギターを背に、Yoko Onoのか細い声で歌われるのみなのです。

ほとんどサビの“Remember Love”を繰り返すだけという簡素の極みと呼べる楽曲なのですが、筆舌に尽くし難い美しさを持っています。

 何度聴いたことか判りません。
 このM3「Remember Love」だけのために本CDには存在価値が大いにある訳です。 
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# by chitlin | 2006-12-08 00:22 | Pop/Rock
 ガール・ポップばりに溌剌としたThe Fascinationsのシングル盤音源をずらりと揃えたありがたい編集盤『. . . Out To Getcha!』です。
 華々しく捲し立てる江戸前ちゃきちゃきのノーザン・ソウルを存分に楽しむことが出来る1枚です。

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 Martha & The VandellasのあのMartha Reevesを擁した1950年代後半から活躍する彼女たちをCurtis Mayfieldが全面的に支援した賜物という訳ですので、気分も否応無しに盛り上がるというものです。

 初っ端から快調に飛ばすM1「Girls Are Out To Get You」を始め、M3「I'm So Lucky」やM5「I'm In Love」にM13「Crazy」などが更に気持ちを煽ります。

 全体的に天下のMotown Recordsからの影響を免れていない点は否めませんが、そこはCurtis Mayfieldの腕の見せ所となる訳です。自ら手掛けた楽曲は当然のこと、弾むリズムに胸が躍りますが彼女たちにしてみても想像以上の実力を発揮しています。

 M4「Such A Fool」やM7「I Can't Stay Away From You」などはしっとりと歌い上げるという大人の一面を覗かせています。

 本CDを分け合うもうひとつのヴォーカル・グループの音源も実は収録されています。その名もThe Mayfield Singersと言います。かのLeroy HutsonやDonny Hathawayが関わっているそうです。

 とは言いましても実質的にM14「I've Been Trying」とM15「If」の2曲のみの露出に留まっていますので、連名としてこのThe Mayfield Singersを表には出し難い状況に違いありません。

 連係が抜群のハーモニーで以て聞き手の胸をくすぐる、なかなかに乙なヴォーカル・グループではないでしょうか。

 残りはThe Mayfield Players名義のインストゥルメンタル集です。

 M20以下の4曲はやはりThe Fascinationsの楽曲のバックトラックをそのまま収録しているという具合です。それでも力強いノーザン・ビートを堪能出来ること請け合いです。
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# by chitlin | 2006-12-06 00:28 | Blues/R&B
 Air Mail Recordingsの新シリーズ、「DISCOVER AMERICA COLLECTION」から紙ジャケット仕様CDとして発売されるJ.K. & Co.の『Suddenly One Summer』ですが、手持ちのCDはSundazed Music内のBeat Rocket盤なのです。

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 White Whale Recordsから発売されたアメリカ西海岸産のサイケデリックの希少盤として知られているようです。

 まさにこのアルバム作品の序曲に相応しいたった30秒余りのM1「Break Of Dawn」で幕を開ける訳です。

 続くM2「Fly」がどうしても「Strawberry Fields Forever」The Beatlesを想起させる好曲です。厳かな幽玄の美を連想させます。
 以降、一気に彼岸へと連れ出されるような思いです。

 オルガンが効果的に使われているM7「Nobody」が個人的には白眉と言えます。

 終始、想像以上にサイケデリック色の強烈な音像を投げつけて来ます。
 テープの逆回転や左右へのパンは当たり前、混沌とした中にも様々な仕掛けが施されていますし凡百のグループならばそんな工夫も空回りで終わってしまうようなものですが、これら的確な編曲は見事な仕業です。

 それ以上に収録曲がこぞってポップな仕上がりのため、実に練り込まれた演奏が相乗効果を誘発しています。

 当時15歳だというJay Kayeによる歌にも驚くべき深みがありまして、奇天烈なバックトラックとの相性の良さは抜群です。
 一体全体どのような人生を送って来たのだろうと大いに考えさせるほどに大人びています。

 各曲の表題からも窺える通り、ある生い立ちの記を著した一大コンセプト・アルバムとして成立しているのですが、全12曲で30分余りというところも気に入っています。
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# by chitlin | 2006-12-05 00:29 | Pop/Rock
 今夜は魅惑のヨーロピアン・ジャズの中から16人編成のビッグバンド、The Max Greger Big Bandの『Maximum』(1965)を楽しむことにします。

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 冒頭のM1「Salute To Miles」からして質実剛健、微動だにしない鉄壁かつ勢いのある演奏が繰り出されます。フロントもリズムも互いに譲らぬ切れの良さに胸の空くような思いです。

 実にドイツらしいと言ったら単なる先入観なのでしょうけれど、そのくらいの説得力で以て迫って来ます。

 M2「Bossa Fluta」やM6「Falling In Love With You」のような相対的に緩やかな楽曲もしっかりと織り込むという抜かりのなさ。
 大スタンダード曲M8「Take The A-Train 」まで瞬く間の40分弱、全8曲です。

 尤も内容が素晴らしいからこそ復刻に値する訳ではありますが、またもやCelesteの仕事ぶりには頭を垂れるばかりです。

 個人的には、穏やかに始まったかと思うのも束の間、徐々に盛り上がり終盤に来て怒濤のまとめ方を魅せるM3「Piece For Two」に乾杯です。
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# by chitlin | 2006-12-04 00:08 | Jazz