Hey Ho Let's Go!


by chitlin
 幸か不幸か1980年代を10代として過ごした身にとって、M2「Down Town」と言えばテレビ番組『オレたちひょうきん族』のエンディング・テーマとしてしっかりと刷り込まれています。

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 収録曲は全てメンバーによる自作ですが、M1「Show」、M2「Down Town」、M8「今日はなんだか」、M9「雨は手のひらにいっぱい」等やはり山下達郎絡みの作品の出来が図抜けています。


 当時、これだけ完成度が高く洗練されたポップ・ミュージックを奏でた彼らの存在が浮いていただろう事は想像に難くないのですが、おまけM11「Sugar」の怪演振りが、彼らの出自を明らかにしています。
 また、ボーナス・トラック中のM18「今日はなんだか(LIVE)」ではソウルフルなガレージ・バンドといった趣さえ感じさせます。


 “え? そんなの、シュガー・ベイブが20年前にやってるよ!”という甚句のせいか、1994年に再発売されたCD『ソングス』を初めて聴いて以来、洋の東西を問わず新譜なるものに殆ど手が伸びなくなりました。
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# by chitlin | 2005-08-10 20:57 | J-Pop

Ween / Pure Guava (1992)

 真性変態ポップ・デュオによる奇跡のメジャー移籍、第1弾アルバムです。

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 鮮やかなジャケット・デザインからは想像がつかない暴走振りです。これもまた、ポップ・ミュージックの極北のひとつと呼べるのではないでしょうか。

 建国300年にも満たないアメリカという国の奥深さを改めて思い知らされます。

 イギリスでは、Creation Records傘下のAugust Recordsより発売されました。
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# by chitlin | 2005-08-06 23:03 | Pop/Rock

Nick Drake / Pink Moon (1972)

 紡ぎ出される音は、そのほとんどがNick Drake自身が爪弾くギターのみです。

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 肝心の彼の歌は実に物憂げで、聴く者の首を真綿でゆっくりと締め上げるかのようです。

 果てしなく救いようのない音楽が、未来永劫に渡り横たわっています。
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# by chitlin | 2005-08-05 22:59 | Pop/Rock
 次作『I Can’t Stand The Rain』がAnn Peeblesの最高傑作と言われていますが、本作『Straight From The Heart』における完熟寸前のハイ・サウンドと艶やかな歌唱が堪りません。

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 冒頭のM1「Slipped, Tripped And Fell In Love」から飛ばし捲くり、M9「99 Pounds」で深南部計測メーターが振り切れます。
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# by chitlin | 2005-08-02 23:36 | Blues/R&B
 「フィンガー・スナッピング・ミュージック」シリーズにて世界初CD化と相成った内の1枚です。
 Emil Richardsによるヴィブラフォンを中心に何とも可愛らしい演奏が鮨詰めにされています。

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 5/4、7/8、15/8といった変拍子の雨あられを通り越してゴリ押しに近いものがありますが、選曲の中心がスタンダードである事も手伝って意外とすんなり五臓六腑に染み渡って来ます。
 有名なM11「Take Five」では4/4拍子で貫き通す意地を見せてくれます。
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# by chitlin | 2005-08-01 23:58 | Jazz