Hey Ho Let's Go!


by chitlin

俺、参上!

 ・・・から早1ヶ月余り。

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 女性陣の好演も手伝いまして、やたらと面白い『仮面ライダー電王』を毎週観る羽目になりました。

 桃太郎→モモタロス

 浦島太郎→ウラタロス

 金太郎→キンタロス

 と、ここまでは容易に想像出来るものですけれど。

 残るひとつとして考えられるのは、差し当たり・・・

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 曙太郎→ボノタロスでしょうか。
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# by chitlin | 2007-03-04 10:49 | 雑感
 ひな祭りにちなみまして『Cutie Pop Collection “Bazazz Edit”』(1995)という編集盤を紹介いたします。

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 いみじくも怒濤のイギリス産ガール・ポップ集『Here Comes The Girls』の向こうを張る、これぞ和製ガール・ポップの雨あられ。
 本盤は日本クラウンからの音源が25曲もぶち込まれています。

 解説から引用いたしますと“GS時代のガール・シンガーというコンセプトにもとづいたコンピレーションCD”まさに1960年代末女性シンガーたちはグループ・サウンズの大波に乗り、“ひとりGS”としてのスタイルを確立”したとあります。
 一連の“カルトGS”シリーズの姉妹盤であることにも納得がいきます。

 ところで、収録された歌手名をざっと見渡してみましても、泉アキと由美かおるくらいしか覚えがありません。
 今も昔もアイドル歌手の行く末はと案じてみてもそれは無駄なものというその刹那。

 肝心の収録曲はと言えば、時代がかったサイケデリックな感触につんのめるビートが絡み付き、向こう見ずな溌剌さが追い討ちをかけるといったまがまがしくも希有なガール・ポップが敷き詰められています。
 たどたどしい歌声に覆い被さるようなファズるブーガルーというのもひとつの特徴でしょうか。

 否応無しに引っ掛かって来るのが、やはり泉アキによる5曲です。 
 “返してーっ”“帰って来てーっ”という絶叫に背筋も凍るM6「夕焼けのあいつ」だけでは済まされず、独特の唱法に拍車がかかったM19「思い出の夕焼け」では“ひろし〜っ 好きだったの〜”だの“ひろし〜っ 帰って来て〜”という未練がましさに思わず悪寒が走ります。

 さらに、中盤に据えられたM12「恋はハートで」ではあのザ・レインジャーズを従えて激唱しております。
 ここでは粘着質な彼女の歌声すらエレキなGSサウンドとの絶妙な邂逅を魅せております。

 スリーサイズが永久に変わらぬ由美かおるが意外なことに健闘しています。
 オルガンの音が妖しく蠢くM7「星空のシェドン」、M14「だけど好きなの」にM25「いたずらっぽい目」と3曲が収録されていまして、折り目正しい正統派然としたしっかりした歌唱を披露しています。

 ほかに挙げるとすれば強力な磁場を張り巡らす青山ミチでしょうか。M5「太陽と遊ぼう」とM16「淋しさでいっぱい」の2曲が選ばれています。
 持ち前の灰汁の強いソウルフルな歌声で迫ります。隠し味のオルガンも効いています。

 この『キューティーポップコレクション』シリーズは7社からそれぞれ1枚ずつ発売されたそうです。
 こういった質量ともに抜群の編集盤がカタログからあっさり消え去ることも宿命なのかも知れません。

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# by chitlin | 2007-03-03 20:08 | J-Pop
 サイケデリック・ロックという触れ込みですけれど、どう聞いても不思議なアメリカン・ロックとしか言いようのない存在だと結論付けるほかありません。
 Garrett Lundの『Almost Grown』(1975)というアルバムです。

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 Iron Rosaryのevergreenさんが先日採り上げていらして、大変に驚いてしまいました。

 World In Soundなどという訳の判らぬレーベルから発売された復刻盤を訳も判らぬままに購入していたものですから、身近に本作を気に入っておられる方がいらっしゃるとは。

 申し上げたいことはたいがいevergreenさんが語り尽くされております。

 追加収録曲の中にも聞き逃せない音源が潜んでいます。

 なぜだか裏ジャケットが『Island』King Crimsonのジャケット・デザインにそっくりな本作は本当に摩訶不思議な魅力に満ち溢れております。
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# by chitlin | 2007-03-02 23:56 | Pop/Rock

きめてきめて、DVD-BOX編

 すわっ、『ウゴウゴルーガ』がDVD化

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 15年の歳月を超え・・・。


 とうとう・・・!


 不完全復刻! 9枚組!!

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# by chitlin | 2007-03-01 22:01 | 雑感
 ポップ・ミュージック界にとって前代未聞の金字塔(←よっこいしょ)であることは言わずもがなの『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967)でございます。

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 1967年発売ということは、当時の新成人たちが還暦を迎える訳です。(←当たり前です)

 今を遡ること20年前(!)、16歳の時にThe Beatlesの作品群がCD化されました。
 何しろきちんと聴く機会が到来した訳ですから、なけなしの小遣いでいちばん最初に購入すべき1枚が何なのかと人並み以上に思い悩みました。

 結局は風評に流されてしまいまして、この『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』を選ぶに至りました。

 ジャケットに収まった髭面の4人を眺めては、何故にこれほどまでに老成した風貌なのだろうと訝しく感じたものです。
 思えば、この時点で本作との接し方がこじれた決まったのではないでしょうか。

 当時の右も左も判らぬ若造なりに求めるポップな要素を掴み取ることが出来ず、かと言ってその視覚的に豊かな表情を見せる楽曲群を受け入れられるだけの耳が出来上がっていなかったとも言えます。

 それでもM3「Lucy In The Sky With Diamonds」と最後のM13「A Day In The Life」の2曲だけはひどく気に入ってしまいまして、しつこく何度も聴いていました。

 どちらせよ、The Beatles作品にあってポップ度の低い1枚だと今でも感じております。
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# by chitlin | 2007-02-28 22:33 | Pop/Rock
 Ornette ColemanにとってAtlantic Recordsからの1作目である『Shape Of Jazz To Come』(1959)、邦題『ジャズ来るべきもの』を無謀を承知で聴いてみました。

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 今年で創立60周年を迎えるというAtlantic Recordsの膨大なカタログの中からジャズの名盤が親の仇のようにこれでもかと紙ジャケットCD化されました。

 こんな機会でもないとOrnette Colemanなどには手が伸びないものです。それから『My Favorite Things』John Coltraneのモノラル・ヴァージョンCDプレゼント・キャンペーンにも釣られてしまったという側面もなきにしもあらずなのです。

 そのOrnette Colemanと来ればフリージャズの旗手という先入観から身構えてしまっていたのです。実際に耳にしてみますと拍子抜けとは言わないまでも、突飛な嘶きもそこそこに意外なほどまっとうなモダン・ジャズが鳴らされています。

 解説にある“ビ・バップ以降に生まれた、最重要アルバムの1枚”と評されたように発売当時は衝撃的かつ革新的であったでしょうその音の佇まいが、今の耳では自然に聞き通すことが出来てしまうほどです。

 アルバムはOrnette Coleman(as)とDon Cherry(tp)との艶かしくさえあるユニゾンが映えるM1「Lonely Woman」で幕を開けます。
 演奏者たちが好き勝手にあらぬ方向に彷徨うこともなく、端々に醸し出される緊張感すら心地良く響くといった塩梅です。

 M7「Monk And The Nun」とM8「Just For You」の追加収録曲も合わせて永い付き合いになりそうな1枚です。
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# by chitlin | 2007-02-27 01:09 | Jazz

翼の折れた天使

 テレビドラマ『翼の折れた天使たち』の第2弾、放送開始です。

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 本当に折れてしまわないでください。

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# by chitlin | 2007-02-26 23:55 | 雑感
 ある種、怪人のような風貌をしたLeon Russellの2枚目のアルバム『Leon Russell And The Shelter People(1971)を仕入れてみました。
 今年もアメリカ南部の音楽にもっと触れて行きたいという思いもありまして。

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 何度聴いても不思議と飽きの来ない懐の深い音楽、土臭くも豊穣な世界にたちまち魅了されてしまいました。

 それもそのはず、セッションごとに名うてのミュージシャンたちがこぞって参加しております。
 Jesse Ed Davis(g)やJim Keltner(d)などタルサ人脈から成るTalsa Tops。ドラマーにRoger Hawkinsを据えたMuscle Shoals Swampers。
 また、2曲のイギリス録音まで敢行し、Eric Clapton(g)(←解説によります)やJim Gordon(d)らを起用する始末です。

 駄目押しでNick DeCaroがストリングスを手掛けたM7「The Ballad Of Mad Dogs And Englishmen」があったりと盛り沢山です。

 それとは別にLeon Russellの辣腕ぶりも間違いなく発揮されてはいますけれど、意外と同郷のベーシスト、Carl Radleが軸なのかも知れません。

 無理矢理この1曲となるとM6「Alcatraz」でしょうか。イギリス録音であっても土埃を巻き上げて突き進むかのような凄みすら感じさせる名演と言っても過言ではないでしょう。

 この紙ジャケットCD盤にも追加収録曲としてM12「It's All Over Now, Baby Blue」とM13「Love Minus Zero / No Limit」、M14「She Belongs To Me」というBob Dylanカヴァー3連発が控えています。あたかも自作曲のようにLeon Russell自身の元に引き寄せてしまっている優れた仕上がりです。

 そもそも本編ではM3「It's A Hard Rain Gonna Fall」にM8「It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry」という2曲のBob DylanカヴァーとそのほかにはGeorge Harrison作のM11「Beware Of Darkness」が居並ぶといった具合で流石に渋い選曲ではあります。

 Leon Russellによる大変に癖のある歌声とそれを引き立てる粘り気のある頼もしい演奏が絶妙に混ざり合うというこのふくよかな音世界に、ブリティッシュ・ロック勢が恋い焦がれたのも納得する次第です。
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# by chitlin | 2007-02-25 18:53 | Pop/Rock

最上階の地獄

第1回地獄OFF会に参加の皆さま、お疲れさまでございました。
楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。     帰りの電車の事故の影響で足止めを食らっておりますので、ご報告までに。
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# by chitlin | 2007-02-25 00:21 | 雑感
 1960年代末のアメリカ西海岸で短期間活動したグループとなれば、それはもうおびただしい数になるのでしょうけれどこのFifty Foot Hoseもその例に漏れず、たった1枚のアルバムを残して消え去って行きました。

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 手持ちのCDはBig Beat Recordsから復刻された『Cauldron - Plus』(1996)という代物でして、貴重なデモ音源と前身グループに当たるThe Ethixが吹き込んだ混沌とした3曲まで追加収録されています。

 俗に“電子サイケの名盤”と呼ばれているだけありまして、仕掛け満載の内容が楽しくて想像以上に面白いのです。
 この1枚をきっかけとしてサイケデリック・ロックに取り憑かれた感が確かにあります。

 中心人物ふたりの電子楽器製作が高じて、ギターにそうした装置を取り付けては奇怪な音を撒き散らしていたとかいないとか。
 そうこうしているうちに件のデモが認められたのでしょう、アルバム制作に漕ぎ着けた彼らはテルミンやら電子音やらの飛び道具を駆使してサイケデリアの澱みに足を踏み入れてしまったようです。

 オシレーターの音の波が徐々に押し寄せるというアルバムの幕開けに相応しいM1「And After」から返す刀でまどろっこしいギターのリフを持つM2「If Not The Time」へと転じるこのさじ加減が憎らしいほどです。

 途中でM3「Opus 777」とM5「Opus 11」、M7「For Paula」などの小曲を挟みつつ、女性ヴォーカリストのNancy BlossomがM9「Fantasy」の中でYoko Onoばりの奇声で以て圧倒するのにはおののくほかありません。

 そんなことが嘘のようにしっとりと歌われるのがM10「God Bless The Child」でして、ここでもお馴染みになった電子音が可愛らしく転がっていたりします。

 Billie Holidayの名唱で有名なM10「God Bless The Child」と冒頭の2曲だけでもお釣りが来るようなこの怪奇盤に首ったけなのです。
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# by chitlin | 2007-02-22 23:58